こんにちは。グリーゼの 福田多美子 です。
2020年11月~12月、弊社のお客様向けに3回のSDGsセミナーを実施しました。
テーマは「企業がSDGsの情報発信に取り組む5つのメリットとは」です。Webセミナーで30分ほどお話をさせていただきました。
受講者の方からいただいたご質問が、こちらです。
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Q:なぜSDGsに関する情報発信が大切なのですか?
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SDGsに関するセミナーは、各社さま、さまざまなテーマで開催されています。SDGsの言葉の意味や、17の目標について説明する基礎セミナーや、事例を多く紹介する実践的なセミナーなど、さまざまです。
グリーゼのセミナーでは、「SDGsに関する情報発信」にテーマを絞って解説しています。
すると「まだ取り組みもきちんとできていないのに、情報発信まで考えられない」「取り組みを決めて、実際に活動を行い、その後でレポートを掲載するのでもいいのでしょうか?」などのご意見、ご質問をいただきました。
私は、取り組みを考える段階から、情報発信も並行して行っていったほうがよいと考えています。
なぜかというと・・・
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A:SDGsに関する企業の取り組みを検索している人が増えているからです
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Googleトレンドで、「SDGs」というキーワードについて、過去5年間での検索推移を調べてみました。
※Googleトレンドとは、特定のキーワードがGoogleでどのくらい検索されているかを調査できる無料ツールです。
このグラフを見ると、過去5年間で「SDGs」と検索する人が急増していることがわかります。
SDGsは、2015年9月の国連サミットで採択されました。国連に加盟している193カ国が、2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標なので、少なくとも2030年までは、検索数がさらに増えていくでしょう。
では、具体的に検索されているキーワードには、どんなものがあるのでしょうか?
以下は、SDGsに関する検索キーワードと、そのキーワードの月間平均検索ボリュームです。月間平均検索ボリュームとは、1カ月にそのキーワードが何回検索されているかを示す数値で、数値が大きいほど検索需要が高いことを意味します。
SDGs 企業(12,100)
SDGs 取り組み (12,100)
SDGs 取り組み 企業(1,600)
SDGs 企業 ランキング(880)
これらのキーワードを見ると
・SDGsに取り組んでいる企業はどこか?
・具体的にどんな取り組みがあるのか?
・企業のSDGsの取り組み事例を知りたい
・SDGsに取り組んでいる企業をランキング形式で見たい
などの検索意図がうかがえます。
企業がSDGsに真剣に取り組み、継続的に情報発信を行うことは、その企業を探しているお客様との新しい出会いを作りだすことにつながります。SDGsに関するさまざまな取り組みや、情報発信をきっかけに、同じくSDGsに真剣に取り組むお客様から選ばれる存在になることが期待できるのです。
グリーゼでは、SDGs達成に向けた取り組み、情報発信について課題を感じている企業さまのサポートをしていきたいと思っています。
まだ取り組みがスタートできていない場合は、どうすればいい?
他社はどんなふうにSDGsに関する情報発信をしているの?
など、気になる方は、グリーゼ主催のWebセミナーにご参加ください。
▼2021/01/27開催【Webセミナー】
企業がSDGsの情報発信に取り組む5つのメリットとは
https://gliese.co.jp/seminar/210127.html
▽▽▽ 福田多美子のイチオシ ▽▽▽
2020年、グリーゼでは新しい取り組みとして、社員のワーケーション体験を行っています。ディレクターの山口の大分・別府レポートにつづき、弊社代表の江島の和歌山でのワーケーションレポートが公開されています。ぜひご覧ください。
▼【ワーケーション体験記2020】和歌山の梅農家で、ワーケーションとSDGsの関係について考えた(江島民子)
https://gliese.co.jp/success/article/sdgs.html
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編集後記
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2020年。みなさんにとって、どんな1年でしたか?このメルマガを書いている間に、ネットニュースで今年の漢字が発表されました。「密」が、今年の漢字になりましたね。
新型コロナウィルス感染拡大で、「3密」という言葉から「密」が選ばれたと発表されていました。
私も個人的に「今年の漢字」を考えてみました。いくつかの候補のなかから、私の今年の漢字は「家」にしたいと思います。
わが家は既に長男、二男が独立していて、長男は都内、二男は福島県に住んでいます。離れて暮らすことには慣れましたが、コロナ禍で、家族の大切さを感じることが多かったな~と思います。
例年に比べ2020年は、会って話をする機会が少なかったような気がしますが、会話のなかには「気を付けて」「無理しないで」と相手を思いやる言葉が増えました。また、長男が結婚をしたのも2020年のビッグニュースです。子どもたちがいつでも帰ってこられる場所になれるように、2021年も「家」を大切にしたいと思います。
最後に・・・
2020年、グリーゼから配信される最後の公式メールマガジンになりました。本年も、大変お世話になりました。来年も引き続き、よろしくお願いいたします。よいお年をお迎えください。
2021年、最初のメルマガは、江島民子がお届けします。
お楽しみに!
*この記事は2020年12月24日現在の情報を元にしています
*外部サイトへのリンクが切れている場合があります。ご了承ください