こんにちは。グリーゼのディレクター 山口かおるです。
企業のSDGsへの取り組みが、ますます加速しています。
ITサービスを開発販売しているA社様では、なんと社内にSDGs専門チームを立ち上げたのだそうです。
チームメンバーは、自社のサービスや事業を一つ一つ洗い出し、それらをSDGsの17のターゲットに紐づけ、一覧表にまとめ可視化しました。成果物には、チームリーダーでもある社長様も大満足だったとか。
しかし、ここで終わりではないのがA社様の素晴らしいところです。
ご担当者様からは次のような質問をいただきました。
─────────────────
Q:SDGs視点で事業を整理しました。次のステップでやるべきことは?
─────────────────
A社様がSDGsの取り組みを整理して可視化したのは、チームメンバーだけでなく、社員の一人ひとりが自社のSDGsの取り組みを認識できるようにしたいとの考えからだったそうです。
社内の認識が統一できたので、次は社外に向けての施策に取り組みたいところです。
ご質問に対しては次のようにお答えしました。
─────────────────
A:SDGsの取り組みをコンテンツにして、社外に発信しましょう!
─────────────────
A社様のご質問に対して、私は、「SDGsの取り組みをコンテンツにして、社外に発信しましょう!」と回答しました。
その理由をお話する前に、まず企業がSDGsに取り組むメリットを振り返ってみましょう。
◆企業がSDGsに取り組むメリットとは
弊社の「SDGs基礎講座」でもお話していますが、SDGsに取り組むことによって、「消費者」「投資家」「企業(取引先)」「学生(就職希望者)」「社員」の5つの対象から、「選ばれる」企業になる、というメリットがあります。
しかし、ただSDGsに取り組んでいるだけでは、このメリットを得ることはできません。
なぜなのでしょうか。
◆「選ばれる」ためには、「知ってもらう」ことが大前提。そのために・・・
消費者や取引先、学生などに「選ばれる」ためは、SDGsに取り組んでいることを彼らに「知ってもらう」ことが不可欠です。
「知ってもらう」ために重要な役割を果たすのが、SDGsに対する取り組みをまとめた、SDGsコンテンツです。
サイトを訪れた企業担当者や将来社員になるかもしれない学生に、自社がどのようにSDGsに取り組んでいるかや、理念を伝えることができる有効な手段となります。
逆に、このようなページがないと、どんなに真摯にSDGsに取り組んでいても、誰にも知られないということになってしまいます!もったいないですね。
作ったコンテンツをメールやSNSなどの媒体を使って発信すれば、より多くの人に自社の取り組みを知ってもらうことができるでしょう。
◆まとめ
SDGsは、「社員全員の認識を統一して、全員で取り組む」ということが大切ですが、「取り組みをまとめたSDGsコンテンツを作り」、「社外に向けて発信する」という点も、非常に重要です。
継続的に情報を発信していくためにも、最初の1コンテンツ作りから始めてみましょう!
▽▽▽ 山口のイチオシ ▽▽▽
SDGsコンテンツを制作し、取り組みや理念を外部に発信することに成功したのが、(株)タクト様です。
タクト様では1つのコンテンツを皮切りに、今後ブログなどをアップし続け、継続的な情報発信に取り組もうとされています。
ぜひご参考にしてください。
▼【SDGsコンサルティング&コンテンツ制作 成功事例】~株式会社タクト 様~
△△△△△△
──────
編集後記
──────
ここ数年、「昭和レトロ」がブームのようで、チェキやメロンソーダ、復刻版のキリンレモンなどがZ世代を中心に流行っているそうです。
「昭和」といって、皆さんは何を思い浮かべますか?私はなんといっても、カセットテープレコーダーです。
今とは比較にならないほど、アナログな時代。レコード1枚買うにもお小遣いと相談して・・・という子供時代に、テレビで歌うアイドルの歌を録音して何度も聞けることは、画期的なことでした。
お目当ての歌手が登場すると、家族全員のおしゃべりを止め、テープレコーダーの2つのボタンを「ガチャッ」と同時に押し(同世代のアナタ、分かりますね・笑)、テレビから流れる音楽を録音する、息の詰まるような数分間。
やっと録音できたのをあとで聞くと、あれほど静かにして録ったはずなのに、後ろでインコが鳴いているのが入っていたりして、ガッカリしたことを覚えています。
皆さんの「昭和」って、どんなことですか?
次回は、一之谷がお届けいたします。
お楽しみに♪
*この記事は2021年9月23日現在の情報を元にしています
*外部サイトへのリンクが切れている場合があります。ご了承ください