こんにちは。グリーゼのディレクター 山口かおるです。
A社様では、数年前からブログなどのコンテンツを内製しています。
先日、社内で原稿チェックを担当している方からこんな質問を受けました。
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Q:社内チェックの工数を減らしたい。何か対策はありますか?
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ご質問くださった方の部署では、複数の社員が原稿を書いているとのこと。
毎回、原稿をチェックしてフィードバックをしているそうですが、文章の書き方にバラつきがあり、チェックに工数がかかることに悩まれていました。
そこで、ご質問に対してはこのようにお答えしました。
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A:表記ルール(執筆ガイドライン)を活用しましょう
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「表記ルール」とは、例えば、
・ひらがなで書く(ひらく)のか、漢字で書く(とじる)のか
例)あいさつ/挨拶、 子ども/子供
・カタカナ語を、どう表記するのか
例)セキュリティ/セキュリティー、 ハードウエア/ハードウェア
このように、表記上の決まり事をまとめておくもので、コンテンツの「語句の統一性」を持たせるのに、とても重要です。
この「表記ルール」に、「語句」に関するルールだけではなく、「文章の書き方」に関するルールも書いておくとよいでしょう。
たとえばこのような具合です。
(1)「だいたいの数字」で書くときは、数字の端数は切り捨てること。
【良い例】
約30個、 30個以上、 約50分、 60分弱で など
【よくある間違い】
約32個、 約53分 など
(2)並列で、3つ以上の事柄を並べるときは、「XやY、Zなど」と書くこと。
【良い例】
バラやチューリップ、スミレ、菊
【よくある間違い】
バラ、チューリップやスミレや菊、 バラやチューリップやスミレや菊や
(3)「XのYのZ」のように、1つの文章の中に「~の」を2つ以上使わないこと。
【良い例】
A社の導入事例取材について、日程調整をする。
【よくある間違い】
A社の導入事例の取材日の調整をする。
(1)のように、「日本語としての決まりごと」なのに見逃されがちなルールだけでなく、
(2)や(3)のように、「自社のコンテンツでは、このように書く」ことも、書いておきましょう。
上記のように「良い例」「よくある間違い」を具体的に書いておくと分かりやすいですね。
重要なのは、「原稿を書く人」それぞれが表記ルールを作るのではなく、「原稿をチェックする担当者」が作成し、一元管理することです。
そして原稿チェック担当者が、「これは全員で共有しておきたい間違いだ」と判断したものがあったら、「表記ルール」にどんどん加筆していき、執筆担当者と最新ルールを共有しておくこともポイントです。
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編集後記
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今年の春、関西圏に就職した長男が、先月のゴールデンウイークに帰省しました。
連休の最終日が「母の日」だったからなのか? 初任給からの贈り物なのか?
「アンスリウム」という観葉植物をプレゼントしてくれました。
赤いハート型の花びらがツヤツヤしていて、部屋が一気に明るくなりました(^^)
「決して枯らせられない(汗)」というプレッシャーも感じつつ、見るたびに元気をもらっています。
これまで切り花ばかり飾っていたのですが、これを機会にまた鉢植えの植物をいくつかそろえてみたいな~と思っています。
次回は、一之谷がお届けいたします。
お楽しみに♪
*この記事は2022年6月2日現在の情報を元にしています
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