こんにちは。グリーゼ ディレクターの俵です。
某企業のSEO会議で、ご担当者のおひとりが、こんなことをおっしゃいました。
「このコンテンツは認知度のアップが目的だから、SEO対策はしなくてもいいですよね?」
詳しくお話を聞いてみると...
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Q:認知度アップが目的のコンテンツは、SEO対策は不要ですか?
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そのご担当者さまのご意見はこうです。
「このコンテンツは、お客さまに自社のWebサイトを認知してもらうことが目的。すでに、検索結果の1~2ページ目に表示されているので、SEO対策はしなくてもいいのではないか」
検索結果の1~2ページ目に表示されていれば、SEO対策をする必要はないのでしょうか。
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A:認知度のアップを目指すなら、もっと上位表示されるようSEO対策をしましょう
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たしかに検索結果の1ページ目に表示されていれば、比較的よい結果です。
しかしながら、同じ1ページ目でも表示順位の1位と2位では、Webサイトに訪れるユーザーの人数は大分違います。
seoClarity(※)の2021年度の調査によると、検索結果に表示されたリンクをクリックする割合は以下となっています。
1位13.94%
2位7.52%
3位4.68%
4位3.91%
5位2.98%
(6位以降は省略)
この結果をもとに、1000人のユーザーが検索した場合、どのくらいの人数がWebサイトに訪れるのか計算してみると、
例)1000人のユーザーが検索した場合
1位のサイトに訪れる人数 約139人
2位のサイトに訪れる人数 約75人
3位のサイトに訪れる人数 約47人
4位のサイトに訪れる人数 約39人
5位のサイトに訪れる人数 約30人
検索結果が1位のWebサイトに訪れる人数は、2位の約2倍、5位の約4倍となり、1位は5位のWebサイトに比べて約4倍もの人数のユーザーに認知してもらったことになります。
購入意欲、検討意欲のある良質なユーザーにWebサイトを認知してもらうための一番効果のある方法は、検索結果からWebサイトに訪れてもらうことです。より多くのユーザーに認知してもらうことが目的ならば、やはり検索結果の上位に表示されるようSEO対策が重要です。
もちろん、まずはユーザーが求める良質なコンテンツを準備することが大前提ですよ。
※seoClarity
https://www.seoclarity.net/mobile-desktop-ctr-study-11302/#japan-ctr-data
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https://gliese.co.jp/seminar/001114.html
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編集後記
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谷中を散歩中に、ぶらりと立ち寄ったお店に恋をしています。
そこは日本で作られた生地を、職人さんが染めて、職人さんの手仕事で縫い上げられたお洋服たちを取り扱っているお店です。
お洋服たちは、とても肌触りがよく、着心地も最高です。
身体にフィットしなければ自分に合った大きさに作り直しをしてくれたり、色があせたら染め直しをしたりしてくれます。本当に一生のお付き合いができるお洋服たちです。
お値段はそれなりに...なのですが、少しずつお気に入りを増やしています。
最近のお気に入りは、柿渋染めのパンツです。「これが柿渋染めとは誰にもわかるまい」と、密かにニヤニヤしながらはいています。
次回は、福田がお届けいたします。
お楽しみに♪
*この記事は2022年6月30日現在の情報を元にしています
*外部サイトへのリンクが切れている場合があります。ご了承ください