こんにちは。グリーゼのディレクター 山口かおるです。
あるお客様から、定期的にダウンロード資料の制作をご依頼いただいています。
先日、お客様側の窓口のAさんから、デザインについてのご相談を受けました。
どんなご相談だったかというと・・・
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Q:デザインについて上司がいつもNGを出します。どうすればよいですか?
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ダウンロード資料には、表紙や本文内にイメージ画像を入れています。
また、人物のイラストを入れたりすることもあります。
画像やイラストの選定はAさんが担当しているのですが、毎回選定した画像やイラストについて、上司の方から「こういうデザイン、あまり好きじゃないんだよね」と、NGを出されるとのこと。
そのたびに画像やイラストを探し直すことになり、たいへん手間がかかっているということでした。
さて、みなさまならどうしますか?
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A:デザインは「好み」ではなく、「ペルソナに合っているかどうか」で評価してもらいましょう
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ダウンロード資料やコラムなどのコンテンツを制作する際には、必ず読み手のペルソナ設計をします。
・どんな企業の、どの部署に勤めている人か
・役職や業務内容はなにか
・どんな課題を持っている人なのか
など、想定読者像を決めることで、「読者にとって有益な情報とは何か?」を意識しながらコンテンツを制作することができるのです。
デザインについても同じことが言えます。
例えば、美容に効果のあるサプリメントの商品ページを作るとしましょう。
読者のペルソナは、
・20代の女性
・一人暮らしで食事が不規則になりがちなため肌荒れが気になっている
という設定だったとします。
商品ページのデザインをチェックする際は、
・20代の女性に好感を持たれるものになっているか
・課題感や困りごとを解決できることが、視覚的にもわかりやすいか
といった視点でチェックをすべきです。
もしAさんの上司が、「20代の、一人暮らしで食事が不規則なりがちなため肌荒れが気になっている」という人物であれば、「こういうデザイン、あまり好きじゃないんだよね」というひとことは大いに参考にすべきかもしれません。
しかしAさんの上司が「50代男性、食事は規則的に摂っているし、肌荒れについては気にしたこともない」といった人物の場合だったらどうでしょう。
デザインのチェックを好き嫌いで判断されることがないよう、読み手のペルソナ設計をしっかりと行い、デザインについてもペルソナにとってふさわしいかどうか、で評価してもらうようにするとよいでしょう。
▽▽▽ 山口のイチオシ ▽▽▽
グリーゼでは定期的に社内勉強会を実施しています。
最新の勉強会のテーマは、「コンテンツの目的を知る~グリーゼは上流工程で何をしているのか?~」でした。
その時の内容をダイジェストでレポートにまとめました。
ぜひご一読ください。
▼【社内勉強会レポート】コンテンツとは何か?Webマーケティングにおける役割や制作のポイント
https://gliese.co.jp/success/article/report_230524.html
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編集後記
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2023年も後半に入りました。時間の経つのはホントに早いですね。
西暦2000年になったのも、ついこの間のことのような気がしますが、先日、某テレビ番組で、
「2000年から2023年までの時間、つまり"23年"を、2000年からさかのぼると、1977年」
と言っているのを見ました。
1977年。
皆さん、何歳でしたか? もしかしたらまだ生まれてないという方も多数いらっしゃるでしょう。
私は・・・義務教育中でした(笑)
1977年からの23年間は、子供から大人になり、働いて結婚して子供が生まれて・・・とライフステージが目まぐるしく変わり、ひとことで言えないくらいたくさんのことがありました。
それと同じだけの年数が2000年から経っている。
同じ23年間の間に、自分はどれだけ成長したのかなぁ、なんて、ふと考えてしまいました。
23年後に今を振り返って、「あのとき、もうちょっと頑張っていたら」なんて思わないように、時間を大切に使って人生を充実させていきたいと思いました!
次回は、江島がお届けいたします。
お楽しみに♪
*この記事は2023年7月20日現在の情報を元にしています
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