グリーゼの福田多美子です。
ランディングページ制作のご依頼をいただき、先日訪問して、
・サービスに関するヒアリング
・ランディングページの構成についての打合せ
を行いました。
ご担当者の方からいただいたご質問が、こちらです。
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Q:ランディングページに、会社情報を入れる必要はありますか?
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ランディングページは、広告からの誘導先として作るのが一般的です。ひとつのサービスを訴求し、問い合わせや資料請求などのコンバージョンを目的として作るので、次のような特徴があります。
1)縦に長いページになる
広告経由で訪問したユーザーを、そのページだけでクロージングしなければなりません。
サービスの特徴、選ばれる理由(他社との違い)、導入事例、よくある質問など、クロージングに必要な要素をすべて盛り込むため、情報量の多いページになります。
2)他ページへのリンクが少ない
「広告経由で訪問したユーザーを、クロージングする」ことが、ランディングページの目的なので、ランディングページの途中で、他のページに遷移されては困ります。
ユーザーを、他のページに遷移させずに、ランディングページの情報をしっかり読んで納得してもらい、問い合わせなり資料請求なりのコンバージョンへと進んでもらうことが大事です。
ランディングページの特徴を把握したうえで、先ほどのご担当者の方らかの質問を考えてみましょう。
「ランディングページに、会社概要を入れる必要はありますか?」
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A:ランディングページには、会社情報を入れましょう
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ランディングページで、ユーザーを一気にクロージングに向かわせるためには、会社情報が邪魔になるのではないか?と懸念する人も多いかもしれません。
私は、次のように回答しました。
「今回のランディングページは、広告からの誘導先として作ります。ユーザーは何かしらのキーワードで検索して、広告文をクリックして、初めて御社のランディングページに到達します。そう考えると、御社のことを知らない人がほとんどになりますよね」
するとご担当者の方は、以下のように発言されました。
「そうか、それは気持ち悪いですよね。どんなにいいサービスでも、問い合わせの直前に、待てよ・・・どこがやっているサービスなんだろうって、気になりますね。ということは、フォームの近くに会社情報を入れて、ちゃんと実態のある企業が運営していることを伝えたほうがいいですね」
そのとおりです。
ご自分が、ランディングページに初めて訪問したユーザーの気持ちになってみると、答えが見えてくるものですね。
【まとめ】
・ランディングページは、御社を知らないユーザーが初めて訪問する場所
・安心感を与えるために会社紹介は必要
・「問い合わせしてみよう。でもどこがやっているサービス?」と気になったときに見せるのが効果的
・つまりフォームの前後がベスト
▽▽▽福田のイチオシ ▽▽▽
新しいコラムを公開しました!
コンテンツ制作の工程は、システム開発の工程との共通点が多いです。システム系のお仕事をされている方にとっては、納得感があるのではないかと思います。
ぜひご覧ください。
◎【江島に聞く!】成果を出すコンテンツ制作に必要な工程とは?システム開発との共通点から解説
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編集後記
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自宅から自転車で10分ほどのところにあるシェア畑を借りて、2年目になります。
10月後半に、シェア畑のオーナーさん(農園長さん)主催のサツマイモ掘りのイベントが開催されたのですが、近所の老齢のご夫婦、定年後の男性、ママと小さいお子さん、女子高校生、農大生らしき若者、若いご夫婦など、いろんな方が参加されました。
普段は、畑でもそんなに会話をすることはありませんが、こういうイベントになるとみなさんコミュニケーション力が抜群です。力のある方がスコップで、おイモのまわりを掘ってくれて、小さいお子さんが大きなおイモを抜きやすくしてくれたり、ダンゴムシや土の中の虫の解説をしてくれる人がいたり、ずっとおしゃべりをしているおばあちゃんがいたり(笑)
こういう方たちと同じ畑をシェアしていると思うと、幸せな気持ちになります。また来年も、シェア畑を続けようと思いました。
次回は、ディレクター山口がお届けいたします。
お楽しみに♪
*この記事は2023年11月16日現在の情報を元にしています
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