こんにちは。グリーゼえじまです。
みなさまは、業務で生成AIを使っていますか?
私は、ChatGPTが普及しはじめた頃には大興奮して使っていましたが、「面白いけど、意外と業務には使えない・・・」ということに気づいてからは、文字起こしなど限られた場面でしか使わなくなりました。
でも、私が飽きてしまった後も、生成AIは日に日に進化しているようで、いまではプロのライターが書いたものと見分けがつかないくらい高品質な文章も書けるようになっています。
すると、当然、こういう↓↓↓疑問が湧いてきますよね?
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Q:生成AIが作った記事を、Googleはどのように評価していますか?
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少し前まで弊社に頻繁に来ていたお問い合わせ「〇〇というキーワードで、1,000文字程度のSEO記事を、月100本作ってほしい」みたいな仕事を請けていた会社は、生成AIの台頭でほとんど淘汰されてしまったのではないでしょうか。(※グリーゼは、制作ポリシーに反するという理由で、全てお断りしています。)
そして、いまでは「月100本の制作を請け負っていた会社」の代わりに、生成AIが、月500本でも1,000本でも、黙々と記事を紡ぎ出し続けているのかもしれません。
しかも、文章もプロのライター並みに上手となれば、「生成AIで記事を量産することによって、SEO的にメチャクチャ有利になるはず!!」・・・なのでしょうか。
みなさまは、どう思いますか?
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A:量産した記事は、インデックスされなくなります(つまり、Googleに表示されなくなります)
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Google 検索チームのアナリスト Gary Illyes (ゲイリー・イリェーシュ)さんは、「Why is my site not indexed?」(なぜ私のサイトはインデックスされないのですか?)というタイトルのポッドキャストの中で
「非常にユニークで、人々が実際に興味をもつものを公開していない限り、インデックスに登録するのはかなり難しい。なぜならば、インターネットがその全体をインデックス化できないほどの大きさに成長してしまったからだ」
という主旨の発言をしています。
「インデックスする」というのは、「Googleという検索エンジンの表示リストに登録する」という意味です。
つまり、ゲイリーさんは、
「これからは、Googleでは、"非常にユニークで興味深い記事"しか表示されなくなるよ」
と言っているのです。
いままでは、情報的には無価値な記事(既にインターネット上に存在する情報しか提供していない記事)であっても、Googleは検索したら表示してくれていましたが、今後はそれがなくなるということです。
生成AIが作った記事であろうが、「インターネット上から情報を拾ってきて、切り貼りして人間が作った記事」であろうが、同じです。
これって、十数年前にパンダアップデートとペンギンアップデートで、表示順位が劇的に変動して、世界中が大騒ぎになったときに似ていませんか?
(何のこと?と思った方は、Google先生に聞いてみてください)
あのときは、表示順位が急落したことによって、たった1カ月で数百万円 数千万円単位での売上を失ってしまったECサイトもありました。
今回は、いまのところ「インデックスされない」という事象はまだ起こっていないようですが、これから間違いなく「そうなる」ということを、ゲイリーさんが明言しています。
ぜひ、いまのうちから「ユニークで価値のある、御社だけの情報」を発信していく・・・ということを、手間ひまをかけてやっていかれることをお勧めいたします。
参考1:生成AIとSEOとゴミコンテンツと「基本はインデックスされない時代」【SEO情報まとめ】
参考2:オリジナルコンテンツとは? 意味とSEO効果の高い作り方
▽▽▽ えじまのイチオシ ▽▽▽
10月11日、弊社の子会社でサステナビリティ推進支援の専門会社「株式会社シェダル」が誕生し、福田多美子が社長に就任いたしました、ぜひ応援のほど、よろしくお願いいたします。
▼公式サイトのデザインが、ポップでカラフルで、気に入っています♪
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編集後記
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先日、ショックなことがありました。
オーストラリア発の豪華客船に乗って日本に観光に来られた方たちと、たまたまお話しする機会があったのですが、英語が全くと言っていいほど口から出てこなかったのです。
これがなぜショックだったかというと、
〇以前、「フィリピン人の先生とのオンライン英会話を毎日一生懸命続けていたのに、アメリカに行ったら全く英語が通じなくてショックを受けた」という出来事があった
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〇オンライン英会話をやめて、しばらくやさぐれていた(笑)
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〇「いやいや、やっぱり海外に行ったときに、いろいろな人とコミュニケーションできた方が嬉しいからがんばろう」と気を取り直した
↓
〇英会話アプリを使って、日々コツコツ練習し始めた(←イマココ)
・・・というところだったからです。
このトホホ話を、語学が得意で留学経験もあるムスメに話したら、「〇〇〇(私が使っているアプリの名前)なんて・・・超初心者向けでしょ フッ」と鼻で笑われてしまいました(涙)
たしかにいまはAIを使ったスグレモノの英会話アプリがいっぱい登場していて、日々SNSにも広告が流れてきますよね。どれがいいのか全然わからないので、オススメがあったらぜひ教えてください!
次回は、12月にお届けいたします。
お楽しみに♪
*この記事は2024年11月10日現在の情報を元にしています
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