こんにちは。グリーゼえじまです。本号が、今年最後の配信になります。
皆さまにとって、2024年はどんな1年でしたか?
いくつかの印象的な出来事のうち、「生成AIの精度が劇的に上がった」という事象は、弊社のようなコンテンツ制作に関わる企業はもちろん、さまざまな企業に影響を与えたのではないでしょうか。
生成AIの進化が今後も加速していくことを前提に、 Googleは、より「コンテンツの独自性や専門性」を重視するようになってきています。
本年最後のメールマガジンも、「画像の独自性」がテーマです。
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Q:Webコラムに挿入する画像は、フリー素材でもいいですか?
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数年前に、このメールマガジンで、「スマートフォンでの読みやすさを考えると、Webコラムには、1段落に1つの割合で画像を入れることが望ましい」と書いたことがあります。
では、そのとき挿入する画像は、PIXTAやイラストACなどのフリー素材集からダウンロードした画像でもいいのでしょうか?
みなさまは、どう考えますか?
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A:SEO効果を狙うなら、独自の画像を制作しましょう
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「読みやすさ」という点からだけ考えると、フリー素材でも問題ありません。
ただし、SEO的には、画像も独自で制作したものの方が、評価が高くなると、弊社では考えています。
その根拠を2点挙げておきます。
●2024年5月に漏洩したGoogleの社内文書によると、Googleは「記事作成に費やした労力」を数値化して評価しているようだからです。
参考記事:流出した「Google検索」の社内文書、グーグルが本物と認める
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2405/31/news133.html
●実際の検証データでも、「オリジナル画像を追加したグループは、素材画像をそのまま挿入したグループや、何も施策を行わなかったグループより、順位が上昇したキーワードの割合が高い」という結果が得られています。
参考記事:【SEO検証】オリジナル画像を使うと順位が上がるのか?サクラサクラボ事例を公開!
https://www.sakurasaku-marketing.co.jp/labo/blogs/seo-original-image
ただし、上記の検証結果にも記載されているとおり、完全オリジナルの画像でなくとも、フリー素材の画像をベースに、記事の文脈に沿うような加工をしただけでも効果があるようです。
SEOのために手をかけ過ぎる必要はありませんが、より記事の理解度・納得度を高めるために、素材画像にひと手間加える・PowerPointなどを使って簡単な図版を制作する・・・といった「労」を惜しまないことが重要です。
▽▽▽ えじまのイチオシ ▽▽▽
生成AIが作った記事は、どんなに上手でも、「既にある記事の再編集」でしかありません。
御社ならではの、御社にしかできない情報発信に、真摯に取り組んでいくことをお勧めします!
【関連記事】生成AIが作った記事を、Googleはどのように評価していますか?
https://gliese.co.jp/success/mailmagazine/official/241114.html
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編集後記
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今年は、会長職から社長職に出戻るという、全く予想していなかったことが起こり、びっくりした1年でした(笑)
社長に復帰するにあたり、改めて直近数年の業績を調べてみたところ、売上のほとんどが
(1)長く継続してくださっているお客様の案件
(2)既存のお客様からご紹介いただいた新規のお客様の案件
(3)既存のお客様が転職されて、転職先でまた声をかけてくださった案件
で構成されていることがわかりました。
(3)では、3社目・4社目と移られても、移られた先々で声をかけてくださることが多く、本当にありがたいのと同時に、ご期待を裏切らないようにしなければ・・・と身の引き締まる思いです。
「安かろう 悪かろう」のコンテンツ制作会社をご経験された後で、「やっぱりグリーゼさんでないと」と戻ってきてくださるお客様もいらっしゃいます。
それらの信頼にお応えできるよう、日々勉強を重ね、感性を磨き、お客様にとってよりよいパートナーでありたいと考えております。
2024年、1年間本当にありがとうございました。
2025年も引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
*この記事は2024年12月26日現在の情報を元にしています
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