2021年06月17日

"男性版産休"が誕生。社員の意思確認など企業の義務に

こんにちは。
SDGs最新ニュース担当、吉田ゆみです。

SDGs目標5「ジェンダー平等の実現」において、日本の男性の育児休業取得率が低いことは課題のひとつです。

そんななか、「改正育児・介護休業法」が6月3日、衆院本会議で可決、成立。

企業が社員に働きかけることで、育休取得を促すものです。

詳しくは、このあとすぐの「国の取り組み関連」で。

それでは、SDGsニューススタートです。

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国の取り組み関連
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●「男性版産休」新設、最大4週間...改正育児・介護休業法など成立

"男性版産休"は、妻の出産や退院などに合わせ、最大4回に分けて取得可能。

2022年4月以降、企業には「育休制度の周知」や「取得意思の確認」といった社員への働きかけが義務付けられます。怠った場合は、社名が公表されることも。

従業員1000人超の企業には、育休取得率の公表も義務化されました。

●パタハラ被害、4人に1人が経験。「男性育休」取得促進する法律が成立。変わる5つのポイント

パタハラとは、「パタニティ（父性）・ハラスメント」の略。育休制度があっても、取得率が上がらない背景には、職場内のパタハラも影響していることが調査で明らかに。

記事では、法改正のポイントも紹介しています。

●くるみんマーク・プラチナくるみんマークについて

このマーク、ご存じですか？「子育てサポート企業」として一定の基準を満たす企業は、申請すると認定を受けられます。

最近は、SDGsのページに「くるみんマーク」を掲載し、取り組みをアピールする企業も増えてきている印象です。

●イクメンプロジェクト

厚生労働省では、こんな取り組みも進めています。

サイト内には、イクメン企業アワード受賞企業の取り組み事例や、「イクメン企業宣言」ができるコーナーも。

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企業の取り組み関連
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●株式会社チヨダ、靴専門店として会社の外と内で取り組むSDGs＜できることからSDGs＞

2019年にサステナブル推進委員会を設置。ハラスメント撲滅やジェンダーフリーに取り組んでいます。

幅広い年齢層で社内の情報を共有することは、ハラスメントの問題にジェレネーションギャップが関わっているという気づきにもつながりました。

●LGBTQが最も生きづらいのは「職場」。全国5千人の調査で判明。仲間の困り事にどう気づく？

P&Gの調査によれば、LGBTQは全体の9.7%。その約半数が「自分らしく生きられない」と答え、特に「職場」に生きづらさを感じています。

そこで期待されるのが、LGBTQの理解者、支援者「アライ」の存在。

NPO法人東京レインボープライドの杉山氏は、「当事者の心理的安全性が保たれれば、個人でもチームでもパフォーマンスをより発揮できる」と話します。

●りそなHD「ESG」分野で中堅・中小企業向け投融資10兆円実行へ

環境（Environment）、社会（Social）、ガバナンス（Governance）の頭文字をとった「ESG」は、SDGs達成において欠かせない取り組み。

今回の投融資は、大企業に比べて遅れが指摘される中小企業のESGを促進するねらいです。

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イベント・セミナー関連
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日付順にご紹介します。

申し込み方法など、詳細はリンク先をご確認ください。

【6月24日(木)】「水クライシスとSDGs課題」

環境ビジネスに取り組む企業が参加する「関西SDGsプラットフォーム」のオンラインイベント。

水問題にスポットを当てた特別講演を予定しています。

【7月1日(木)】ビジネスパーソンのためのSDGs基礎知識入門セミナー

20:00〜21:00開催。SDGsの基礎知識が学べるオンラインセミナーです。

【7月6日(火)】オンラインセミナー「サステナブル経営における社会面の取り組みとは？〜事例から学ぶESGのS（Social/社会）中小企業編〜

企業に求められる人権・労働への取り組みについての講演、事例発表など。

エコマークの（公財）日本環境協会が主催するウェビナーです。

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グリーゼからのお知らせ
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グリーゼでは、月に1度、SDGsセミナーを開催しています。

◎6/22(火)開催【無料Webセミナー】企業がSDGsの情報発信に取り組む5つのメリットとは

SDGsの情報発信をする重要性やメリットについて、40分でわかりやすく解説。

企業のSDGs推進担当の方、広報やマーケティングなどに携わる方にもおすすめです！

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今回のSDGsニュースはいかがでしたか？

最後に、環境負荷が少なくタンパク質が豊富、サステナブルフードとして注目が集まる「昆虫食」の話題をご紹介。

※虫が苦手な方は、閲覧にご注意を！