こんにちは。
SDGs最新ニュース担当、吉田ゆみです。
企業がSDGsやCO2削減の取り組みを展開する上で、課題の一つとなるのが資金の確保。
今回は、資金調達に関する政府や企業の新たな動きをピックアップしました。
それではSDGsニュース、スタートです。
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国の取り組み関連
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●脱炭素 新たな出資制度など地球温暖化対策推進法の改正案 決定
政府は、「脱炭素支援機構」という官民ファンドを新設し、再エネ導入やリサイクル事業を推進する企業を後押しする考えです。
※こちらもご参考に。脱炭素化支援機構の創設を検討しています(環境省 脱炭素ポータル)
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企業の取り組み関連
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●JALが脱炭素社会に向けた社債トランジションボンドを航空業界で初めて発行
トランジションボンドとは、脱炭素への移行(トランジション)に向けたプロジェクトのため発行する社債。
「SDGs債」と呼ばれる債権の一つで、JALのほか日本郵船、JFEホールディングスといった企業も発行しています。
※国内のSDGs債発行額、発行件数は年々増加傾向です。こちらも参考にどうぞ。
●石坂産業・石坂典子取締役「ごみが資源になる社会を創る」
産業廃棄物の減量化・再資源化率98%と業界トップを走る、石坂産業・石坂典子取締役のインタビュー記事。
誤報道による逆境を乗り越え、地域に愛される企業になるために進めてきた取り組み、三方ならぬ「六方良し」を目指した活動などが紹介されています。
※グリーゼは昨年、SDGsの社内勉強会の一環で石坂産業を見学しました。レポート記事はこちら。
●ブラザーグループのSDGs活動を紹介する「SDGs STORY」
ブラザーグループは、自社のSDGsに関する取り組みを「SDGs STORY」というサイトで発信。
親しみやすい3Dのキャラクターを使いながら、活動内容を「ストーリー」として分かりやすく掲載しています。
※「SDGs STORY」はこちら。
●CSR担当者リレーコラム第19回:三菱地所(第2回)|D&Iの一歩先へ、街のAllyコミュニティを設立
D&Iを推進する企業や行政の担当者、学生などが参加する街のコミュニティ活動を紹介しています。
「Ally(アライ)」は、ジェンダー平等の取り組みとして導入する企業も増えてきています。
●経団連SDGsサイト「Keidanren SDGs」のリニューアル
新サイトには、経団連に加盟する企業のSDGs取り組み事例などを掲載。
気候変動、生物多様性、働き方改革といったSDGsゴールごとに分類されています。
●SDGs目標15「陸の豊かさも守ろう」の取り組み内容とは?ターゲットと事例を紹介
例えば、電子化によるペーパーレスの推進、FSC認証マークのついた製品の使用などが目標15につながる取り組みです。
記事では、3社の企業事例も紹介。ターゲットの解説もあるので、ぜひ読んでみてください。
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イベント・セミナー関連
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申し込み方法など、詳細はリンク先をご確認ください。
【3月18日(金)】
『企業存続にも直結、「CO2排出量」の計り方』
企業の温室効果ガス排出量の算定をテーマにしたオンラインセミナー。
脱炭素にまつわるキーワードの解説、ディスカッションなども予定されています。
【3月20日(日)】
かすかべSDGsフォーラム
SDGs未来都市の埼玉県春日部市が主催するオンラインフォーラム。
地域福祉活動に関するセミナー、地元企業の取り組み紹介などが行われます。
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最後に、こんな話題をご紹介。
●インタビュー/サボテンがもたらす持続可能生―地球温暖化防止や食糧危機に貢献【地球環境特集より】
サボテンは熱に強く、少ない水で多量生産が可能。
食品や化粧品などに活用できるほかCO2の吸収効果も期待されており、企業からの問い合わせも多いそうです。
次回のSDGsニュースもお楽しみに!
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*この記事は2022年2月24日現在の情報を元にしています
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