こんにちは。
SDGs最新ニュース担当、吉田ゆみです。
厚生労働省「2021年度雇用均等基本調査」により、男性育休取得率が過去最高となったことが明らかに。このあとすぐのニュースでチェック!
「企業の取り組み関連」では、意外なきっかけがSDGs・ESGのスピード推進につながった企業のインタビュー記事をピックアップしました。
それではSDGsニュース、スタートです。
------------------
国の取り組み関連
------------------
●男性の育休取得率、2021年度に過去最高の13.97% でも政府目標遠く
取得率は9年連続で上昇し続けています。
「2025年までに30%」という政府目標にはまだまだ届きませんが、今年から順次施行の「改正育児・介護休業法」でさらなる取得促進が期待されます。
●企業に求められる人権尊重のガイドライン案を策定 経済産業省
経産省は、「責任あるサプライチェーンにおける人権尊重のためのガイドライン(案)」を策定。
国連の「ビジネスと人権に関する指導原則」を踏まえ、国内企業に求められる取り組みをまとめたもので、人権尊重の対象はサプライチェーン企業や関係先まで範囲を広げるべきとしています。
※ガイドライン案はこちら
------------------
企業の取り組み関連
------------------
●【特別インタビュー前編】1年でESG、SDGsを全社に浸透|すべてのマテリアリティのKPI策定にも取り組むオートバックスセブン
機関投資家から自社のESG、SDGsについて質問され、十分な回答ができなかった。そんな出来事を機に推進プロジェクトを立ち上げたオートバックスセブン。
「実質8カ月」というスピードで全社に浸透。2022年4月にはSX事業推進部を立ち上げ、推進プロジェクトと連携して活動中です。
※D&Iの取り組みを聞いたインタビュー後編はこちら
●"みんな大好き"エバラ食品の「SDGs」は4つの柱、その中身とは?
食品ロス削減、フードバンク・フードドライブ、5社連携の共同輸送によるCO2削減や労働環境改善といった活動を行うエバラ食品。
2019年に立てた5カ年中期経営計画「Unique2023」の重要施策にSDGs推進を設定し、4つの大きなテーマを軸に取り組みを進めています。
※サステナビリティページではテーマごとに施策やゴールを一覧化
●キリン、TNFD開示を試行 化学に基づく目標設定にも乗り出す
TNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)とは、企業活動が生物多様性などに及ぼす影響など自然関連リスクの情報開示を企業求める国際的な枠組みです。
キリンは、TNFDに準拠した開示を世界で初めて試行。LEAPというプログラムを使い、自然リスクの大きい製造拠点の情報などを開示しました。
●花王、企業広告シリーズ開始 社員の行動も喚起
「もったいないを、ほっとけない。」シリーズは、Tシャツやシャワーヘッドなど「物」へのインタビューを通じて、節水やつめかえなど花王の取り組みを伝えるもの。
「物」のキャラ設定がそれぞれユーモラスで、つい見てしまいます。
※動画はこちら
●【SDGs×ペーパーレス】企業ができるペーパーレス化の取り組み
SDGsの取り組みとして実施している企業が多いペーパーレス。
記事では、紙を「使わない」のではなく「とらわれない」ノンペーパー、保存文書の電子化などのペーパーストックレスなど、企業事例も交えて紹介しています。
●グローカルとは?注目されている背景、企業や学校での取り組みを紹介
グローバルとローカルを合わせた「グローカル」。
世界規模の視野を持ちつつ、地域にも目を向けた取り組みで、経産省は令和元年に「グローカル成長戦略」を立ち上げました。
地域独自の商品を多数開発するマクドナルドなど、企業の事例も紹介しています。
--------------------------
イベント・セミナー関連
--------------------------
申し込み方法など、詳細はリンク先をご確認ください。
【9月14日(水)】
「インドビジネスセミナー」の開催〜SDGs重要国とスタートアップチャレンジ〜
SDGsの取り組みを踏まえたインドビジネスの最新事情など、3つの講演を予定。
Webex Meetingsを使用したライブ配信で行われます。
--------------------------
グリーゼからのお知らせ
--------------------------
アメリカの上場企業には義務化されている人的資本の情報開示。日本においても、開示指針の議論が重ねられるなど動きが加速しています。
今後、企業はどのように人的資本の情報開示を進めていけばよいのでしょうか。以下のコラムでは、企業事例も交えて解説しています。
▼人的資本の情報開示で押さえるべき2つの指針と具体例
ぜひお読みください。
--------------------------
最後に、画期的なおもちゃの話題をご紹介。
●電池なしで走るプラレールのエコな仕組み--株式会社タカラトミー|SDGsキッズが行く!
遊びながら電気をチャージできるプラレールや、リサイクルプラスチックで作られたレールが登場。
子どもたちが、自分から省エネやSDGsなどに興味を持つよいきっかけになりそうですね。
タカラトミーの環境に配慮したおもちゃ「エコトイ」は、ほかにもさまざまな種類が発売されています。
次回のSDGs最新ニュースもお楽しみに!
▼グリーゼでは、月に2回「SDGs最新ニュース」をお届けしています。
配信をご希望の方は、こちらからご登録ください。
https://gliese.co.jp/success/mailmagazine/subscribe/
*この記事は2022年8月25日現在の情報を元にしています
*外部サイトへのリンクが切れている場合があります。ご了承ください