こんにちは。グリーゼの 福田多美子 です。
先日、某金融系企業様に呼ばれ、メールの改善についてのミーティングに参加してきました。
メールの開封率、クリック率が下がり気味で、どんな改善をすればよいかとお悩みでした。
メールマガジンを拝見すると、1本のメールマガジンに3つのコーナーが設けられている情報量多めのメールマガジン。配信頻度は、月に1回とのことです。
メールマガジンに掲載する内容、読者のペルソナ、書き手の立ち位置、トーン&マナーなどの点で議論を行っていると、担当者の方からこんな質問を受けました。
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◆Q: BtoB企業のメルマガ頻度は「月に1本」が適切ですか?
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担当者の方は、こう続けます。
「BtoBのメールマガジンなので、あまり頻度が多いと嫌われるかなと思って、頻度は月に1回にしています。自社から伝えたいことがたくさんあるので、どうしても3コーナー、4コーナーと長くなってしまうんですよね」
「1本のメールでたくさんのことを伝えるのと、1本のメールで伝えることを1つに絞り、その代わり頻度を増やすのと、どちらが良いのでしょうか?」
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◆A:1メール1テーマにして配信頻度を上げましょう
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BtoB企業のメールマガジンというと、私が訪問している企業様での感覚値ではありますが
・1本のメールマガジンに複数のコーナーを設けている
・月に1本の配信頻度
というケースが多いです。
改善策は、以下の2点です。
・1本のメールマガジンには、1つのコーナーだけに絞りましょう
・月に2本、月に3本など、配信頻度を増やしましょう
「月に2本や3本だと、頻度が多すぎてしまうのでは?」
と思った方は、先日弊社でアップした調査レポートをお読みください。
▼【調査結果発表】BtoBメール閲覧実態の把握
BtoB企業で働く387名の方にアンケート調査を行った結果、「頻度は週に1本、または2本でもOK」との結果が出ています。
先ほどの担当者の方が「BtoBのメールマガジンなので、あまり頻度が多いと嫌われるかなと思って・・・」と話していたのは、思い込みかもしれません。
とはいえ、大切な読者の方に「自分に関係ないメールを開封してがっかりさせてしまう」という事態は避けなければなりません。
件名からメールの内容が推測できるように、分かりやすい件名を付けましょう。
1メールに書くことを1テーマに絞れば、件名も付けやすくなりますよね。
▽▽▽福田多美子の「イチオシ!」▽▽▽
テスト講座も終わり、ようやくみなさまにお披露目できるようになった弊社のイチオシサービスが、こちらです。
「MA導入企業のためのコンテンツマーケティング担当者育成パック」
企業でコンテンツマーケティングをがんばっている方々のお役に立てると思います。
特に「メールライティング講座」は、上記の悩みを抱えるBtoB企業のメールマガジン担当者の方にもオススメです。
▼モニター募集中です!お急ぎください
「ライティング基礎」「Webライティング」「メールライティング」3講座
どんな内容なの?
と詳細が気になる方は、こちらからカリキュラムの資料をダウンロードしてくださいね。
▼コンテンツマーケティング担当者育成パック (カリキュラム資料のダウンロード)
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編集後記
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グリーゼとして4冊目となる書籍を出版させていただきました。
▼『スピードマスター 1時間でわかる Webライティング』
この本は、今までの4冊の中でもっとも薄い本になりますが、以下の点がオススメポイントとなっております。
・1時間で読める
この本は技術評論社様の「スピードマスター」シリーズの1冊として発売されました。カフェでお茶を読みながら「1冊読み終えることができる」くらいのボリュームです。
・半分が図やイラスト
執筆前に編集者の方から言われた注意点が、「各テーマが見開きで完結すること」と「半分が文章で半分が図やイラストで構成すること」でした。文章を読むのが苦手な方は、左ページだけ見てください。図やイラストなので、つかみやすいと思います。
・目的に合わせて、書き方が分かる
目次の構成が「読みやすく書く」「分かりやすく書く」「効率的に早く書く」などと分かれているので、「こういう書き方を知りたい」というところから読み始めることもできます。
書店やアマゾンなどで、チェックしていただけたらうれしいです。
それでは今回はこのへんで!
次回は、江島民子がお届けします。
お楽しみに!
*この記事は2018年12月13日現在の情報を元にしています。
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