こんにちは。
グリーゼの 福田多美子 です。
マーケティング・オートメーション(MA)導入企業様からのお仕事が増え、ダウンロード資料を作る仕事が多くなってきました。
ダウンロード資料としてはいろいろなものがありますが、弊社がご相談いただくのは次の2種類がほとんどです。
・調査レポート
・導入事例
調査レポートとは、アンケートの結果を分析してまとめた資料のことです。客観的なデータであることから、リード獲得のためのコンテンツとしてご相談が増えています。
どんなもの? と思った方は、弊社の調査レポートをダウンロードしてみてください。
▼グリーゼの調査レポート(4種)
https://gliese.co.jp/success/report/
事例はおなじみだと思いますが、弊社でも作っていますので、よかったらご覧ください。
▼グリーゼの導入事例(2種)
https://gliese.co.jp/success/case/
ダウンロード資料を作っても、ユーザーがダウンロードしてくれなければ意味がありません。
先日も、クライアント様(A社)からこんな質問をいただきました。
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◆Q: 資料をダウンロードページしたくなる誘導文の書き方は?
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A社のWebサイトにはたくさんの資料ダウンロードのページがありますが「ダウンロード数が伸びない」という悩みを抱えていました。
A社の資料ダウンロードのページには、フォームの前に、資料ダウンロードを促すためのテキストが掲載されています。
拝見すると、テキストが1.000文字以上あり、内容も深いものでした。
感想として「読み応えたっぷりの文章なので、フォームまで到達する以前に、離脱してしまっているのではないでしょうか?」と伝えると 「私もそう思います」とその場にいた人のほとんどが口をそろえました。
担当の方は「資料をダウンロードしたくなる誘導文の書き方は?」と質問を投げかけてくださいました。
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◆A:3つの書き方があります
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資料ダウンロードのページに掲載する誘導文は、ユーザーに「ダウンロード資料を読みたくさせる」ことが目的になります。
A社のように「書きすぎ」てしまうと、次の2つの危険性があります。
・長文すぎて、最後まで読んでもらえない可能性がある
・最後まで読んで満足感を覚え、ダウンロード資料を読まなくてもわかったような気になってしまう
では、ユーザーに「ダウンロード資料を読みたくさせる」ためにはどんな書き方をすればよいのでしょうか?
3つの書き方をお伝えします。
【書き方1:ダウンロード資料の冒頭部分を掲載する】
もっとも簡単な方法は、ダウンロード資料の冒頭部分をWebサイトに書き、「続きはこちら」と誘導してダウンロードさせる方法です。
読書好きな人は経験があると思いますが、おもしろい本は、冒頭部分を読むと続きが読みたくて次へ次へとページをめくってしまいますよね。
「途中で止められると、続きが気になってしまう」という心理を利用して、ダウンロード資料の冒頭部分だけをWebサイトに書くという方法があります。
【書き方2:ダウンロード資料の要約を掲載する】
2つ目の書き方は、ダウンロード資料の全体を、要約して説明してあげる方法です。
「ダウンロード資料には何が書かれていて、読むとどんなことが得られるのか」をコンパクトな文章で教えてあげましょう。
書籍の「はじめに」のようなイメージですね。
読者はここを読めば、自分が資料をダウンロードすべきか、不要かを判断できます。
【書き方3:ダウンロード資料の最もおもしろいところをピックアップして書く】
書き方1と書き方2については、それほど難しくはありませんが、以下の弱点があります。
書き方1:そもそも、ダウンロード資料の冒頭部分がおもしろくない可能性があります。
書き方2:要約なので総括したような内容となり、インパクトがないケースもあります。
上記の弱点をカバーするために、書き方3をご紹介しましょう。
上記の2点をカバーするために、ダウンロード資料の「最もおもしろいところ」をピックアップして、Webサイトに書く方法を選択しましょう。
これが「書き方3:ダウンロード資料の最もおもしろいところをピックアップして書く」になります。
テレビや映画の予告編のようなイメージですね。
冒頭でもなく結末でもなく、途中の一番おもしろいところだけを見せて、興味を引くやり方になります。
・資料のどの部分をピックアップするか
・Webサイト上でどんな表現をするか
など難しい点もありますが、ぜひチャレンジしてみてください。
いかがでしたか? ポイントは「おもしろくなりそう」という絶妙なタイミングで、ダウンロード資料に誘導することです。
テキストの量としては「スクロールしないで読めるくらい」「300文字前後」を目安にしてみてください。
どんなに素晴らしいダウンロードが出来上がっても、ダウンロードしてもらえなければ意味がありません。
上記の3つの書き方を試してみてくださいね。
こちらも関連するテーマですので、合わせてお読みください。
▼資料ダウンロードの申し込みを増やす方法は?
https://gliese.co.jp/success/mailmagazine/official/181011.html
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編集後記
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インフルエンザが猛威を振るっていますが、みなさん大丈夫でしょうか?
「大丈夫じゃない」という声が聞こえてきそうですが、わが家も3人の息子全員と夫がこの冬、病に倒れ、学校や仕事をそれぞれ数日間休むほど・・・になってしまいました。
一人暮らしの長男(普段がまん強いのに)から「つらい、帰りたい」とLINEが入ったり 二男が家の中でダウンコートを着込み、布団をかぶってガタガタ震えていたり 三男がお風呂場の前で全裸で倒れていたり・・・
と母親としては驚くことがたくさんありました。
本人たちは苦しそうでしたが、私は・・・ 男の子って小さい頃は、朝から晩まで「ママ~」と寄り添ってくるのですが、大きくなるにつれて、病気の時くらいしか頼ってこなくなります。
そんなわけで息子たちが病気になると、私はひそかに胸をキュンキュンさせているのです。
女の子をもつお母さんや、お父さんたちには決して理解してもらえない、「男の子の母」特有の感情です。
それでは今回はこのへんで!
次回は、江島民子がお届けします。
お楽しみに!
*この記事は2019年2月14日現在の情報を元にしています。
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