グリーゼの福田多美子です。
企業のサステナビリティ推進担当の方と一緒に、お仕事させていただく機会が増えています。
先日、サステナビリティページの再設計のお手伝いをしている企業の担当者の方から、打合せ中に、こんな質問をいただきました。
─────────────────
Q:サステナビリティに関する情報発信には、どういった方法がありますか?
─────────────────
サステナビリティ推進担当者にとって、情報発信は重要な仕事です。
SDGsやサステナビリティに関する企業の取り組みが注目される昨今、自社のサステナビリティ方針や具体的な取り組みなどを、ステークホルダーに正しくわかりやすく伝えることが、自社の企業
価値向上につながるからです。
サステナビリティに関する情報発信には、どういったやり方があるのでしょうか?
─────────────────
A:Webサイトと統合報告書の2通りで、情報発信を行うケースが多いです
─────────────────
サステナビリティに関する情報発信の方法はさまざまですが、主に、次の2通りで行うケースが多いです。
1)Webサイト
前回のメールマガジンで江島が書いていた通り
https://gliese.co.jp/success/mailmagazine/official/230316.html
Webサイトのサステナビリティページを設けて情報発信することが、コーポレートサイトでの常識となりつつあります。
Webサイトにサステナビリティページ(コーナー)を設けて、サステナビリティに関するさまざまなコンテンツを作り、情報発信をする企業が多いです。
サステナビリティコンテンツは、投資家、顧客、従業員、地域社会、政府などのステークホルダーに対して、柔軟にさまざまな情報を伝えることができます。
2)統合報告書
統合報告書とは、財務情報(売り上げや利益、資産など)と、非財務情報(企業理念、ESG関連情報、人的資本、CSR、SDGsなどの取り組み)を取りまとめた報告書のことです。
近年注目を集めているESG投資の観点から、機関投資家などのステークホルダーに向けて統合報告書を作成する企業が増加しているようです。
レポートの種類としては、サステナビリティに関することだけを掲載するサステナビリティレポートや、ESGレポートなどを作成している企業もありますが、上場企業を中心に、統合報告書に切り替える傾向が高まっています。
「なぜ、統合報告書が選ばれているのか」「Webサイトのサステナビリティページと、統合報告書の違いはどこか」などについては、こちらのページでご確認ください。
▼サステナビリティ推進担当者の7つの仕事とは?
https://gliese.co.jp/success/article/Sustainability_works.html
▽▽▽ 福田のイチオシ ▽▽▽
グリーゼでは、定期的に社内勉強会を実施しています。講師は交代制で、テーマも毎回さまざまです。
最近、私が講師を担当した社内勉強会のレポートができました。
SDGsに関する基本的な内容です。ご参考にお読みいただけたら嬉しいです。
▼【社内勉強会レポート】
なぜ、企業がSDGs/サステナビリティに取り組まなければならないのか?(背景・意義・メリット)
https://gliese.co.jp/success/article/report_230317.html
△△△△△△
──────
編集後記
──────
先日、義理の母(80歳)の里帰りに付き合って、三重県松坂市まで行ってきました。
自宅から松坂までは、新幹線を使っても約4時間。足が悪く、杖をつくようになってしまった義母は「もう、里帰りできるのは今回で最後かもしれないわ」と弱気でした。
せっかく遠くまで行くので、お墓参りだけではもったいないということになり、私は「伊勢神宮に行ったことがないから、連れていってほしい」とお願いしました。 足が悪いのに、なんてひどい私(汗)
義母は子どものころから、何度もお伊勢参りに行っているとのこと。「初めて行くとしたら、どこを案内しようかしらね~」と張り切ってくれて、おかげで1泊2日の旅行は、とても楽しい時間になりました。
そしてなんと、義母は杖を使わなくても歩けるようになったんです!
伊勢神宮のパワーもすごいですが、頼りない私を連れて行くことになり、張り切ってくれたのもよかったのかもしれませんね。
きょうも最後まで、お読みいただき、ありがとうございました!
次回は、ひとりでいくつもの案件をテキパキこなすディレクターの山口が、お届けいたします。
お楽しみに♪
*この記事は2023年4月6日現在の情報を元にしています
*外部サイトへのリンクが切れている場合があります。ご了承ください