2024年02月27日

環境省が脱炭素達成に向け策定「くらしの10年ロードマップ」とは？

こんにちは。
SDGs最新ニュース担当、吉田ゆみです。

環境省は2月16日、「くらしの10年ロードマップ」を策定しました。

脱炭素社会実現に向けて、官民連携の取り組みを促す目的で作られたもので、企業の取り組み例なども掲載しています。くわしくは、このあとすぐのトピックでどうぞ。

それではSDGs最新ニュース、スタートです。

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国・世界の取り組み関連
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●「くらしの10年ロードマップ」の策定及び意見募集（パブリックコメント）の結果について

このロードマップは、国内1,000以上の企業、自治体、団体等が参画する「デコ活応援団」で議論を重ね作られたもの。

国民目線の課題、解消する対策としてどのような取り組みがあるか、それらの効果まで「住（外）」「住（内）」「衣」「買・食」「職」「移」「基盤」の7つのカテゴリに分けてまとめられています。

●第5回「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」受賞者の決定

ESG金融とは、環境・社会・ガバナンスに考慮した投融資のこと。

同アワードは、ESG金融やサステナブル経営に積極的に取り組む機関投資家、金融機関、企業などを環境省が表彰するものです。

※各社の受賞理由はこちら

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企業の取り組み関連
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●英アストラゼネカ、新幹線出張でのCO2排出量実質ゼロへ

出張の移動にともなうCO2排出量をゼロにする、新しい取り組みが開発されました。

鉄道会社は購入したCO2フリー電気で新幹線を運行。利用者には、運賃に数十〜数百円の追加料金を支払うことでCO2削減効果を示す証書が発行されます。

それにより、移動に関するCO2排出量は実質ゼロとなる仕組みです。

●イミ消費とは　エシカル消費やSDGsとの関係と私たちができる具体的な11の行動

イミ消費とは、商品やサービスの社会的、文化的価値に共感し選択する消費行動を指す言葉です。

1970年、80年代の「モノ消費」、2000年台初頭からの「コト消費」に続き、特に2011年の東日本大震災以降に活発化してきた消費行動で、記事では"エシカル消費"もイミ消費のひとつと紹介されています。

●小池都知事と30社の企業が、女性活躍・ダイバーシティ経営推進を共同宣言！――東京都主催「東京女性未来フォーラム」

世界から遅れを取る日本の女性活躍推進を推進すべく、小池都知事との遅れる東京都と企業が一体となり共同宣言を行いました。

具体的な事例の共有など企業間ネットワークを広げ、企業における女性登用をより加速させることもねらいのひとつとなっています。

●日本郵便とヤマト運輸、「クロネコゆうメール」の取扱開始　全国一律料金、365日集荷に対応

2社の協業プロジェクトは、荷物の集荷をヤマト運輸が担当し、日本郵便の配送網を利用して全国に配送するもの。

トラックドライバーの労働時間が短くなることで輸送能力の不足が懸念される「物流の2024年問題」、環境問題などの解決を目指した取り組みです。

●ファミリーマート　きょうからスプーンなど一部店舗で有料化

コンビニ大手では初めての取り組みを、ファミリマートが1月より開始しました。

レジ袋の有料化はかなり浸透した感覚がありますが、カトラリーはどうでしょうか。現在は一部店舗のみ実施しており、順次全国の店舗へ広げていくとのことです。

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イベント・セミナー関連
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申し込み方法など、詳細はリンク先をご確認ください。

【2月29日(木)、3月1日(金)】
NIKKEI脱炭素プロジェクト　シンポジウム

脱炭素化をテーマにさまざまな業種の企業、有識者による講演を予定。

リアルとオンラインのハイブリッド開催です。

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グリーゼからのお知らせ
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グリーゼでは、約400の企業や団体、学校などのSDGsページ、サステナビリティページを集めたリンク集「SDGs message collection」を運営しています。

取り組みの紹介方法など、御社のSDGsコンテンツづくりにぜひお役立てください！

https://gliese.co.jp/sdgs/

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最後に、空港で手軽にできる災害支援の話題をご紹介。

●羽田にふるさと納税自動販売機　能登半島地震被災地に寄付を

タッチパネルで簡単に利用でき、クレジットカードで決済可能。

後日、登録した住所に証明書などが送られてくるそうです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次号もお楽しみに！